人面石や人面魚といった、人面○というものが
この世の中には存在している。
といっても、おどろおどろしい怪物が実在しているのか、
と言えば、決してそんなことはなく、「ああ、人の顔に見えるな」
といった程度の模様があるぐらいである。
結構昔に、このような人面ブームが訪れたことがあった。
週刊誌などでよく取り上げられていたので、
自分もよく目にすることがあった。
まあ、確かにそのように見える、といった程度であったが、
面白くて色々みた記憶がある。
人面魚は、鯉の頭の部分にある模様が、人の顔の影に見えるもので、
人面蟹は、蟹の甲羅の部分が顔に見えるというものだった。
蟹については、ヘイケガニという蟹にあたり、
平家の落武者の怨念が、蟹に表れている、なんていう
話もあったぐらいである。
あと、実在はしていないので、それらとは少し趣が異なるが、
人面犬というのも大流行した。
その名のとおり、人の顔をした犬がいる、という都市伝説で、
「ほっといてくれよ」などという言葉を発して逃げていく、
シュールな怪物だというのである。
一説によると、俳優の的場浩司が人面犬を広めた、ということに
なっているのだが、事の真偽は定かではない。
次はどんな人面が登場するのだろうか。